ブロックチェーンは技術ではなく思想です。
この地球の持続可能な開発目標 SDGs ゴール16 平和と公正をすべての人に
ブロックチェーンはある思想があって生まれた技術です。その思想とは人々を平等に公平にして幸福な世界を作ろうという思想です。なぜ、ブロックチェーンが幸福な世界を生み出すのでしょうか。
まず、ブロックチェーンとは何かを理解しなければなりません。データを暗号化してブロックに詰めてみんなで確認して梱包します。そのブロックをチェーン状に繋げます。このデータは決っして改ざんされる事はありません。ですので、とても信頼ができるデータなのです。そして、このデータは世界中に分散して置いてあります。決っしてなくなったりしません。通信方式はピアツーピアなので中央にサーバーは必要ありません。このデータは誰かが支配して持っているものではないのです。つまりデータ自体が公正なのです。
さて、この技術を使って仮想通貨が生まれました。一番有名で時価総額が一番大きいのがビットコインで、100兆円を超えています。お金というのはみんなが認めればお金が成立するわけです。ビットコインはみんなから信頼されているわけです。テスラーのイーロンマスクも大量に買いました。国が通過だと認めないよと言っても、みんなが認めればそれは通貨として成立してしまいます。逆にみんなが国の通貨を認めないよと言えば、それは通貨ではないのです。かつてアフリカのジンバブエがそうでした。あまりにもお金を刷り過ぎて価値が無くなり、紙くずとなってしまいました。
ビットコインのブロックチェーンには金額が書かれていますが、契約書を書くようにしたのが、イーサリアムです。今の世界では契約書を書いて、捺印して契約を結びますが、イーサリアムを使えば、決っして改ざんできない、誰もが確認できて、信頼できる契約がオンライン上で結べるわけです。契約者同士、力関係はありません。誰かが誰かを支配する事もありません。誰もが平等に公正に契約を交わす事ができます。
この契約書で金融に利用したものが、分散型金融(DeFi)と呼ばれるものです。中央集権型ではなく分散型である事が重要です。貧困な国では銀行に口座を持つことさえできません。不公平です。そこで誰でも口座ができる金融があったらいいですね。ここでは誰もが通貨を借りたり、貸したりする事もできます。このシステムが世の中に浸透していけば、貧富の差が無くなり、公平な世の中になる事でしょう。
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