前回の話で、宇宙人に遭遇する可能性があるという話をしましたが、それにはある条件が揃わないと叶いません。地球よりも何万年も進化している宇宙人は会いにきません。しかし、我々と同じくらいの進化で、我々がはじめての宇宙人だとしたら、会いに来ます。そんな偶然な、可能性が低い事が起こるのでしょうか。
あります。あっ結論を先に言ってしまいました。この宇宙に人間と同じくらいの生命体がいる惑星はありますが。密集している訳ではありません。宇宙が無限に広いので、その無限の宇宙からかき集めれば、たくさんいるのですが、近くにはいません。
偶然に近くにいたとしても、進化の度合いが違います。原爆前1万年、原爆後1万年というように進化度がかけ離れています。天の川銀河に進化度も同じような惑星が存在するでしょうか。確率的にはありえません。自然に進化して発生するのであれば、ありえません。
しかし、自然進化ではなく、意図的に進化したのであればどうでしょう。意図的にってどういう事ですか。誰かの意思を持って、そこに生命を発生させたという事になります。それは誰ですか。神ですか。神ではありません。人間です。その人間とは誰ですか。宇宙人ですか。
まず、人間は生命体を作れるかという話をしていきましょう。ヒトゲノム計画は1984年に最初に提案され、解読作業は1991年から始まりました。2000年6月26日にドラフト配列の解読を終了したのち、2003年4月14日に解読完了が宣言されました。ゲノム編集の研究も進んでいます。コンピューターのリバースエンジニアリングで01を解析するように、DNAのアデニン(A)グアニン(G)シトシン(C)チミン(T)を解析し、その意味がわかるようになるでしょう。

一方、イーロン・マスク氏に、ジェブベソス氏とIT業界の大物が続々と参入する宇宙ビジネス。より遠くへ遠くへと旅立つ事になるでしょう。このような事は宇宙ではあちこちで行われています。そして天の川銀河でもかつて宇宙人がやって来て、生命が生息できる惑星を3つ見つけ、生物を創造したのです。
なぜ、3つかと言えば、核戦争で滅亡してしまうかもしれないので、3つ作れば1つぐらいは核戦争を起こさずに残るであろうという訳です。地球はいつでも核戦争を起こして滅亡できる状態ではありますが、他の2つの惑星も核戦争を起こして欲しくありません。
そしてお互いある程度、遠くまで旅立てるようになると、初めて宇宙人と遭遇する事になります。こちらから行くのか、あちらから先に来るのか。先に創られた方から来るのでしょう。
という仮説ではありますが、このような条件でしたら、可能性があるという話です。可能性は低いですが、ありえない話ではありません。他2つの惑星はどんな感じの原爆後100年になっているでしょう。地球では現在、火星に行くのがやっとという感じではありますが、天の川銀河を自由の飛び回れる日はいつ来るでしょうか。ロケット技術では無理があるようです。UFOを作らなければなりません。光よりも高速に移動できる乗り物が必要です。
光速と同じ約30万kmで進めると考えられているものに重力波があります。そもそもアインシュタインは、光のみが光速を出せると言ったわけではなく、自然界最速かつ最も身近にあるのが光だったことから、光を例にとって相対性理論を組み上げたにすぎません。
この重力波の素粒子、すなわち重力を伝達する素粒子として、重力子という存在が提唱されています。この重力子も光の素粒子(光子)と同じく質量はゼロと考えられており、そのため重力波は光速で伝播するとされています。

物体が運動する空間そのものが光速を超えて膨張することは可能であり、このことは、宇宙という空間が膨張していることが示しています。これまでの観測で、銀河が遠ざかる速度は、距離に比例することがわかっています。銀河との距離が2倍になれば、その銀河が私たちから遠ざかる速度も2倍になり、遠くの銀河ほど速い速度で、ある距離からは光速よりも速く遠ざかっているということになります。
光速を超えるものとして、古くから研究されているのが、タキオンと呼ばれる超光速で移動できる粒子です。タキオンは、つねに光速を超える速度で運動しており、また通常の物質とは逆に、エネルギーを失えば失うほど加速していくとされています。タキオンの存在はあくまで理論上考えられうるというもので、現在のところ実際に観測されたという事例は存在しません。科学者の中では、タキオンのような粒子は存在しないか、あったとしても発見は不可能ではないかという意見が強いです。
もし、タキオンのような物質が存在するなら、情報をはるか遠くにまで瞬時に送ることができます。また、タキオンに宇宙船や人間などを乗せることができればワープが可能になり、あるいは宇宙船や人間などを量子レベルにまで分解し、タキオンに乗せて飛ばし、目的地で再物質化する転送装置のようなこともできるかもしれません。
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