
卵子をつくり、受精して胎児を育てる
卵子をつくって受精させ、それを育んで生命を誕生させるまでが役割
器官は卵巣、卵管、子宮、膣(ちつ)と少ないが、働きは非常に複雑
卵巣は卵子を排出したり、女性ホルモンを分泌させている
子宮は受精した卵子を着床させ、妊娠の際には胎児を育てるカプセルにもなる
膣(ちつ)は子宮とつながり、性交時の交換器であるとともに精子を受け入れる場所でもある
出産のときは産道にもなる
女性の主要な生殖器は、すべて骨盤の中に納まっている
下腹部の中央にある子宮は袋状の器官で、壁は粘膜、筋層、腹膜の3層構造をしている
その左右に卵管が伸び、先端には卵巣がある
卵巣は、外側を腹膜と白膜が包み、内部は髄質と皮質でできている
膣(ちつ)から入った精子は、子宮へと進んで卵管膨大部に到達する
排卵された卵子も卵管采にキャッチされ、卵管から子宮へと向かう
その途中の卵管膨大部で精子に出会うと受精となる
受精卵は分裂を繰り返しながら卵管を通って子宮内膜に入り込む
ここで固定されると着床となり受精卵から絨毛が伸びて胎盤が形成される
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