楽園を味わう

セックスライフ

「今宵のお相手を呼びましょうか?」

ロボットが私に尋ねてた。

「ご自分でお好きなのを選んでください」

素晴らしく均整のとれたプロポーションの、若くて美しいプロネットの、女性が輝く立方体の中に三次元の像を結んだ。その女性は「どう、わたしきれいでしょ」とでもいうようなポーズをとってみせた。もし女性の足が、立方体の底面から1メートルも浮き上がっていなかったら、私は本当に本物の女性がいると思ってしまっただろう。

ロボットは、女性を気に入ったか、女性のプロポーションや容姿を変えてほしいか、尋ねた。このままで十分、申し分ない。と私は答えた。

この女性が美学的にいって理想のタイプであること、この惑星の住民の大多数の好みをもとにして、コンピュータがはじきだした理想の女性であるとロボットは伝えた。しかし、もし私が望みさえすれば、どんなふうにでも姿形を変えられる事を私に話した。私がどこも変えないでくれというより早く、別の女性が立方体の中に現れた。

今度の女性はブロンドで挑発的でセクシーだという点で前の女性と違っていたが、美しいということは負けず劣らず完璧だった。今度もわたしは、どこにも手を加える必要性を感じなかった。次に現れたのが、前の2人よりももっと官能的な赤毛の、女性だった。

もっと他のモデルを見たいか、白人の女性はこれくらいでいいか、ロボットが尋ねた。もちろん私は満足を通り越していると答えた。そう言い終わった瞬間、立方体の中には、素晴らしい黒人女性が、現れ

次にほっそりとして、ちょっと華奢な感じの中国人が

最後にとろけるようにセクシーな若い東洋人が現れた。

このうちのどの女性がいいかと、ロボットは尋ねた。私がみんないいと答えると、ロボットは装置のところに足を運んで、別のロボットに何かを言った。すると装置が動き始め、私には何が行われようとしているのか、全てのみこめた。

数分後、私は6人の女性たちと一緒に部屋に戻り、お風呂に入った。彼女たちは私の望むままなんでもしてくれた。こんな素晴らしい入浴は、私にとって初めての体験だった。

GORO

GORO

プログラマー歴40年、64歳、ネットイヤーグループで嘱託社員として働いていましたが退職しました。直腸癌にて癌摘出手術を行い、人工肛門、ストマ生活、閉鎖、脱肛、便失禁となりました。

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